2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日の記事 voleurknkn.hatenablog.com への補足です。 クラウスとシフター 日本メディア学会での発表では、ロザリンド・クラウスの指標論については、メディア研究における指標概念の扱いのテンプレを作った、というような形でチラッと触れるに留まりました…
学会での研究発表では、どこが伝わらなかったのか、というフィードバックがとても大事な気がします。そこから、どうして伝わらなかったのか、を考えることで一歩前に進める。 昨日の日本メディア学会では、「メディア研究における指標概念の再検討 :ヤコブ…
明後日の日本メディア学会大会での発表スライドが多くなりすぎて、いろんなトピックを省略せざるをえなくなっている。その供養として、発表では触れられないけど個人的には一押しのトピックをここで紹介。 メディア研究における指標概念のテンプレ 指標index…
Twitterへの投稿の転載。 ------------------------------------------- 昨日の「流通のメディア論研」は、成城大学の新倉貴仁さんのご報告。角田光代『紙の月』のモデルで、1981年、三和銀行で巨額横領に手を染めた銀行員、伊藤素子が題材。周りの状況と男…
Twitterへの長めの投稿の転載です。 ------------------------------------------------------- 書くという行為について、「手で書く行為は人間に近くて、キーボードで打つ行為はより人間から遠い」(大意)、みたいなことが感覚的に言われたりするけど、こ…
昨日、日本記号学会のオンラインイベントで、阿部卓也さんをお招きして『杉浦康平と写植の時代』(以下『杉浦本』)を題材としたオンラインセッションを実施した。僕は聞き手として、簡単な論点提起をしつつ、議論のファシリテートをするという役回りだった…
記号創発システム論の谷口忠大さんたちと研究会を立ち上げました。Slackはしばらく前に立ち上がっていたのですが、メンバーのお声がけをゆるゆると進めて、昨日、方向性について相談する最初のセッションを行いました。そしてざっくりと、大規模言語モデルが…
概念の生態系 概念というものの捉え方には様々なやり方があると思うけど、僕自身は生態学的モデルで考えるのが一番しっくりくる。生物が生態系のなかでの相互作用を通して自らを再生産していくように、概念も特定の生態系のなかで自己を再生産している。そし…